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皆で寝るということ ~何気ない日常~

『寝顔を見て、寝息を聞いて、共に人生の3分の1を過ごす。
 それがパパとママの望みでもあるんだ。』


君は自分の部屋が欲しいとよく言うね。
大きくなるにつれ、1人で寝たいとも言う。

その気持ちはとても良く分かる。

それを分かっている前提で話すね。
パパとママ。
特にパパはそれでも何故一緒に寝ようって言っているのか。

君もいずれ自分の部屋を持ち、1人で寝るようになるだろう。
1人で何でもするようになると思う。

いつでもやろうと思えばできるんだけど、
みんなで並んで寝て、
寝顔を見て、
寝息を聞いて
蹴飛ばしたりされたりしながら寝ることで、
一体感を感じるんだ。
とっても幸せを感じる。

1日の3分の1に当たるのが寝る時間。

せっかくなら出来る限りその時間を共にしたいって思っているんだ。
パパとママのわがままなのかもしれないけどね。

でも、それがパパとママの希望でもあるんだけどね。

今の家は比較的狭いから、それが出来てパパとママにとってはとてもうれしい事なんだ。
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